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2007 11,29 11:06 |
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11/23~25まで、幕張メッセ/OVTAでDV根絶国際フォーラム・シェルターシンポ2007がありました。
今回はグリーンネックレスで参加費を出し、当事者で希望する皆さん、わたしと含め4人で参加してきました。 DVの根絶に取り組んでいるアジアの女性たちからの発信は、とても衝撃的でありながら、希望と活力を与えられました。女性の人権問題からの観点でDVへの取り組みができていない現状ですが、その中でも頑張っておられる韓国の取り組みに励まされて、アジア全体で相乗効果を挙げて頑張っていけるといいなと思いました。 24日のシェルターシンポの分科会は、わたしは「性暴力被害者支援に向けて」を選択したのですが、婦人相談所職員の方、臨床心理士の方、精神科医の方、外国籍女性の支援をしている研究者の方、全員女性なのですが、それぞれの分野観点から、現在の法では守りきれない被害の実態、被害者支援の不足・不備を示していただきました。 性暴力という心理的抑圧が最もかかる分野の暴力、人権侵害をなくしていくよう、法整備を求める意見が出ました。性暴力からの回復のための被害者支援として、専門の施設を作っていこうという意見も真剣になされ、期待が持てました。 女性の安全と健康のための支援教育センターからSANE(性暴力被害者支援看護職)養成講座の話も聞くことができ、あっという間の大変有意義な時間でした。 午後のワークショップは全員で「高齢者DV」に参加しました。 高齢者虐待と、高齢者DVについて勉強し、実態の報告がありました。高齢者の場合は特に早期発見が難しく、声を上げにくいし、表に出ることを望まないのだということがわかりました。 高齢者虐待の場合は、認知症のご家族を支える会などと支援団体が連携を持つと早期発見に役立つのではないかという意見がありました。 日本の「恥」の意識が、深刻な高齢者DVを我慢する土壌となっているのであれば、それはとても悲しいことです。社会全体の意識を変えていく必要があると強く感じます。大事なのは家の体裁を守ることや、家族という外側を保持することではなく、自分と大事な人の尊厳を守っていくことなのだと思います。けれど、そんなきれいごとやお題目が通らない時代を生きていらっしゃったのも、また確かなのだと感じました。 (kaori) ----------------------------------------------- (参加した仲間の感想) DV根絶国際フォーラムに参加させてもらいました。大規模な集まりにびっくりしつつも、こんなにも関心があったり取り組んでいる人が多くいることにも圧倒されました。 DV根絶や被害者支援の取り組みの現場からの必死の声にこころが揺さぶられて、私もたくさんの方のお陰様でだんだん元気になってきたので、そのうちこういう取り組みに参加していけたらいいなと思いました。DVの密室にまだまだ多くの女性、子供、老人が閉じ込められているのを思うともうどうしようもなくやりきれない気持ちです。 話を聞いている間に自分の経験を思い起こしたりして、想像以上に消耗してしまいましたが、終わってからみんなで仲良くお茶をして自分たちの話で盛り上がって、みんなで行くことができたことに本当に感謝です。 分科会では、各専門家の方からの現状の報告や制度や法律への問題提起、日本以外の取り組みの話など貴重な情報を聞くことが出来ましたし、このような勉強をすることで自分たちの意識も高くなることを実感しました。またこういう機会があったらいいなと思います。v (’-^*) (こころみ) 自分の現実と直面し、とても怖かった。帰りの電車で1人になると、よりいっそう恐怖が強くなった。けれど、その恐怖に向き合って、乗り越えることができた。一歩も二歩も、前進できたと思う。そのいいきっかけになった。いつかはこの戦い(自分の抱えている課題)に勝てると思った。 (Rose) PR |
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