2024 03,29 04:23 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2007 04,26 18:12 |
|
私は訳が合って、自分の女性性を長年否定してきた。否定というより、嫌悪、憎悪ともいえる。
長い長い時間をかけて、私は自分のセクシャリティーやジェンダーを確立してきた。結果私は、肉体のもつ性と、精神の持つ性は、同一だった。自分の過去に潜ることで、自分に起きた事実と直面することで、ありのままの自分というものを見つけることができた。 紙ナプキンはとても使い勝手もよく安価だし、タンポンもとても便利だ。自分が女であることすら忘れて変わりなく活動できる。でも、使用済みのものを汚物入れに捨てる瞬間、何ともいやーな気持ちになるのだ。「汚物」を私たちは毎月大量に排出している事実。地球にどれだけ沢山の女が排せつした汚物が吐き出されているのだろうと思ったとき、自分の性に誇りが持ちづらいとちょっと思った。 赤ん坊を産んだとき、私の子は肌が弱かったので、布おむつで育てた。濡れた時の気持ち悪さを訴える泣き声と、取り替えた後の気持ちよさそうな様子がうれしかった。そして何度も洗ってほしたものだが、風に揺れるおむつたちが、命の当たり前を表現しているようで、少し誇らしく思ったものだった。そう、排せつも、命にとって必要なこと、自然の一部。なぜそれだけをことさら汚物と嫌う必要があるのだろう? 自分を好きになりたいから、なるべく私は自分を自然の一部だと感じていたい。布ナプキンは、そんな私の心と体を、きっと少し愛させてくれる。 愛する私に、布ナプキン。いかがですか? kaori PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |